3年国語科研究授業
【R5スローガン 「つくろう つなげよう みんなの笑顔かがやく佐々小学校に!」】
3年生国語科「おにたのぼうし」の教材で、研究授業が行われました。今日の課題は、「なぜ、おにたは帽子を残していったのか?」
ふつうは、「自分の存在に気付いてほしかったから」と考える子どもが多いものですが、「人間が嫌になったから」「人間に近づきたくなかったから」「人間に失望したから」など、おにたと人間とのかかわりに注目して考える子どもが多く、これまで学びを深めてきたことが伝わってきました。
読みの深まりもさることながら、子どもたちの学びに対する貪欲さに驚きました。目をキラキラさせて友達と語る姿、友達の意見を聞いて真剣に悩む姿、文章を繰り返し読み根拠を探しながら黙々と書く姿、友達の意見に納得し自分の考えを変える姿、どれも生き生きとしていて、すがすがしい気持ちになりました。
実は、今回の研究授業は、担任たっての希望で、子どもたちをさらに伸ばしたいという熱い思いから実施されたものです。その情熱が子どもたちに伝わり、今日のようなすばらしい姿を生み出したと思います。
「大人が変われば、子どもは変わる。」「教師は、授業で勝負する。」改めて胸に刻みたいと思います。