1年生 スイミーの授業
1年2組で、国語科「スイミー」の研究授業が行われました。
入学して8か月経ちますが、子どもたちの成長にびっくりです。入学当初は、ひらがなを読むことから始まり、次にひらがなを五十音表を見ながら一画一画書いていた子どもたちが、今日の授業では、自分の考えをスラスラと書く姿がありました。しかも、枠をはみ出すぐらい、ぎっしりと自分の考えを書いています。また、本校が大切にしている「言葉を根拠に」という姿が、クラス全員が意識できていました。
Aさん「スイミーは、『ぼくが仲間を守る』っていう気持ちだったと思います。」
Bさん「どうして、そう考えたの?」
Aさん(文章を曖昧に指さしながら)「ここらへん」
Bさん「ここらへんって、どこ?」
Aさん(文章中のセリフを指さしながら)「『みんなで泳ぐんだ』とみんなに言ったところ」
Bさん「あ~、なるほど、わかった。」
伝え合いの中で、根拠を問うたり、分かるまでたずねたりする姿があり、本当に1年生なのだろうかと思うぐらい、立派でした。
このような姿は、一朝一夕には、なしえません。一日一日の積み重ねが、子どもたちの力となって表れるのだなあと、改めて日々の授業の大切さを実感しました。