NEW 感動的な出来事

【R5スローガン 「つくろう つなげよう みんなの笑顔かがやく佐々小学校に!」】

 

 先週の金曜日、言葉には言い表せないほど感動的な出来事がありました。それは、持久走記録会に参加できなかったある子どもが、放課後、再度チャレンジしに来校してきたことです。話を聞くと、次のようなことでした。

 

 持久走記録会では、本当は走りたかったけれど、「大勢の人の前で走る」ということが苦手だったので、走れなかった。でも、誰もいないところなら、同じ距離を走れるし、走りたいと思っている。だから、今日、放課後、走りに来ました。

 

 なんと、すばらしいことだと思いませんか。

多くの人は、自分だけ走ろうとは思わないのではないでしょうか。もしかしたら、「持久走に参加しなくてラッキー」と思う人もいるかもしれません。しかも、今回は、誰かが「やり直しの意味で、走りなさい」と言ったわけではなく、自分で「走る」と決めて、来校してきたのです。そして、みんなと同じ距離を、全速力で走り切りました。その勇気、心の強さ、行動力に、心が震えました。

 

 人は、誰だって苦手なことがあると思います。でも、みんなと同じ形でなくても、挑戦することや、やりきることはできる。その子から、とても大切なことを学ばせてもらいました。

 

 その子は、「来年は、みんなと走れそう!」と言っているそうです。