5年生 研究授業
2校時に、5年生国語科の研究授業が行われました。「大造じいさんとがん」という教材文のクライマックス(山場)の中で、「大造じいさんの気持ちが一番変わったのはどの一文か?」を考える学習でした。自分の考えを赤白帽子で可視化したうえで、子どもたちは、これまでの学習内容や文章中の言葉を根拠に、活発に議論しました。
・大造じいさんは、3年間もがんを狙ってきたのに銃で撃たなかったので、「銃をおろした」と書かれてある一文が一番気持ちが変わったと思います。
・前は「たかが鳥」と馬鹿にしていたのに、「ただの鳥に対しているような気がしなかった」という一文から、大造じいさんの「ものの見方や考え方」が変わっているとわかります。
・「強く心を打たれて」の「強く」の部分が、大造じいさんの気持ちを表していると思います。
あまりの白熱ぶりに、参観している私たちもひきこまれ、授業後半の写真を撮るのを忘れてしまうぐらいでした。自分の考えを堂々と話したり、友達の考えを共感的に聞いたり、学びの土壌がしっかりと築かれた素晴らしい授業でした。