2022年12月の記事一覧
2学期終業式
2学期最終日は、辺り一面雪景色でした。運動場も真っ白です。
本来なら、体育館で実施する予定でしたが、寒波到来とコロナ感染防止のため、第2学期終業式をMeetで行いました。
校長先生からは、「心のコップ」の話、「3つの幸せ」の話などがあり、2学期のがんばりをみんなで喜び合いました。
作文発表では、1年生と5年生の代表児童が、2学期にがんばったことをそれぞれ発表しました。内容、態度ともに大変すばらしく、最後の締めくくりにふさわしい発表でした。
最後に、生活指導主任から、冬休みの過ごし方についての話を行いました。
明日から、17日間の長い冬休みに入ります。家族でゆっくりと年末年始を過ごして、1月10日に、子どもたちが笑顔いっぱいで登校してくるのを願っております。
拙い内容でしたが、今年一年、ホームページをご覧いただき、ありがとうございました。2023年も、佐々小学校の子どもたちのがんばりや学校の様子を掲載していこうと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
2022年を漢字1字で
2022年の「今年の漢字」は、「戦」という字でした。佐々小学校の2022年を漢字1字で表すとどうなるか考えてみました。
1年生・・・「進」
静かな廊下歩行、トイレのスリッパ並べなど、「進」んでよいことを行う1年生。学習面も生活面も大きく前「進」した一年でした。
2年生・・・「探」
たびら昆虫自然園や町探検、図書館見学など生活科での「探」検をとおして、たくさんの発見があり、さらに「探」求心が高まりました。
3年生・・・「動」
社会・理科の見学や実験で見たり調べたりするなど実際に「動」くことで学びを深めました。どの活動にも活発に取り組み、躍「動」感あふれる3年生でした。
4年生・・・「爽」
いつでもどこでも誰にでも「爽」やかなあいさつができる4年生。学ぶときと遊ぶときのメリハリがあり、颯「爽」とした態度が気持ちよかったです。
5年生・・・「覚」
6年生不在のときの朝の挨拶運動や委員会活動など、高学年としての自「覚」が高まり、宿泊学習での団結力で「覚」醒しました。
6年生・・・「風」
ワンストップ挨拶など、常に学校に新しい「風」を吹かせる6年生。佐々町の「風」土を守る総合の発表から、地域を愛する思いが伝わりました。
それぞれの学年が大きく成長成長した2022年でした。
佐々小学校全体で考えると、やはり「笑」という字になると思います。「みんなを笑顔に!」というスローガンの下、令和4年度の教育活動を行ってまいりました。保護者の皆様や地域の方々に支えていただいたおかげで、子どもたちは毎日楽しく「笑」って過ごすことができました。本当にありがとうございました。
いよいよ、明日は2学期の最終日、終業式です。
5,6年生 持久走試走
昨日、5、6年生が持久走の試走を行い、次のようなコースを走りました。
運動場トラック外周1周→清峰高校横道路→校門前→農道→(折り返して同じルート)→運動場トラック外周半周→ゴール
総距離1200メートルです。普段このような長距離を走り慣れていない子どもたちにとっては、相当な距離です。それでも、最後まで走り切った子どもたちは、本当にすばらしいと思います。きつくても、走るのが苦手でも、体育の授業に参加し、歯を食いしばって走る姿を見ると、涙が出そうになります。
人間だれしも、きついことから逃げたくなるときがあります。また、自分が苦手な部分を人に見られるのは誰だって嫌です。でも、これから先の長い人生、そのようなことはきっとたくさんあるのではないでしょうか。そんなときに、歯を食いしばって立ち向かっていける心の強い佐々小っ子であってほしいと願っています。
持久走の試走に参加したすべての子どもたちに、大きな拍手を送りたいと思います。
2年生 農業体験
昨日、2年生が農業体験で大根の収穫を行いました。農業体験施設が山の上にあるため、おととい降った雪で畑や大根の葉っぱは真っ白でした。雪がちらつく中でしたが、子どもたちは、農業体験施設の方に教えてもらったとおり、上手に大根を抜くことができました。土がカチンカチンに凍っていたため、大根が折れてしまうハプニングも時々ありました(^^)
今日、子どもたちにたずねてみると、家庭に持ち帰った大根は、みそ汁に入れて食べたり、おでんにしたりしたそうです。自分たちで収穫した大根の味は格別だったことと思います。これまでお世話をしてくださった農業体験施設の方々、ありがとうございました。
親父の会主催「門松づくり」
17日(土)、宮原造園様のご協力の下、わかあゆ親父の会主催の「門松づくり」が行われました。
門松づくりは、次のような手順で行います。
まず、細く切った竹を針金で編み込み、土台を作ります。次に、編み込んだ竹を円状にして、重石の土を入れ込み、その中に竹や松、葉牡丹、南天などを差し込んでいきます。最後に、縄を巻いて完成です。
子ども9人、大人11人で協力して作業しましたが、みんなの手際がよかったので、例年に比べ短時間で完成しました。
校門の横に飾られた門松を眺めていると、年の瀬を感じるとともに、新年への期待が大きく膨らんできました。また、門松以外にも、年賀状、おせち料理など、それぞれに意味の込められた日本の正月の伝統行事がありますので、これからも大切にしていきたいと改めて思いました。
宮原様、親父の会会長作永様、そして、子どもたち、参加してくださった保護者の皆様、寒い中に、ありがとうございました。
清掃強調週間スタート!
学期末にあたり、今日から「清掃強調週間」がスタートしました。普段の「もくピカ掃除(黙々とピカピカに)」を強化するとともに、普段掃除をしない箇所をきれいにする取組です。
棚や黒板の上、ドアのレールの溝など、各学級、隅々まできれいに掃除を行っていました。1年間の汚れをきれいに落とし、新年を気持ちよく迎えられるようにしたいと思います。
保健集会
今日の佐々っ子タイムは、保健集会。保健委員会が撮影した映像を各教室で視聴しました。保健委員会の子どもたちは、昼休みに練習したり撮影したりして、全校のみんなに、冬休みに取り組むアウトメディアチャレンジなどを呼び掛けてくれました。
アウトメディアチャレンジとは、次の3つコースの中から一つ選んで取り組むものです。
ねこコース:食事中はノーメディアで、テレビも消す。
うさぎコース:メディアの時間を2時間以内にする。
くまコース:一日ノーメディアで過ごす。
保健委員会の子どもたちの啓発によって、佐々小の子どもたちが冬休みも規則正しい生活が送れるといいなあと思いました。
人権標語
12月4日~10日は、人権週間でした。その取組の一つとして、佐々小全員が人権標語を作成し、階段や廊下の掲示板に掲載しています。
「自分と友達の違いを認める」「思いやりの気持ちをもつ」など、それぞれが考えたことを標語に表しています。
標語に表したことで子ども自身が「自分も人も大切にすること」を自覚できたと思いますので、これからは、さらに行動で示せるよう、励ましていきたいと思います。
6年生 薬物乱用防止教室
今日は、学校薬剤師の齊藤富美子先生にお越しいただき、6年生で薬物乱用防止教室を行いました。薬物乱用とは、「薬を本来の目的以外に使用したり、禁止されている薬物を使ったりすること」です。1回でも使用すれば、乱用と言います。
近年、薬物乱用者の低年齢化が進んでいます。2021年に大麻関連の事件で検挙された未成年者の数は1000人近くにのぼり、過去最多となったそうです。スマートフォンやSNSの普及とともに、薬物がより入手しやすい環境を作り出しているのかもしれません。
その依存性から、一度使用すると、日常生活に支障が出てもやめられない、また薬物を手に入れるためになりふりかまわなくなるといったことで、人生がめちゃくちゃになります。佐々小学校の子どもたちが、これから先も、周りに流されず、もし勧められても断る勇気を持てる人になってほしいと思います。
体力アップタイム(5分間走)
子どもたちの体力向上を目的として、先週から、体力アップタイムが始まっています。昼休み終了後の13時30分から5分間、運動場をランニングするというものです。1年生から6年生まで、自分のペースに合わせて走ります。
この体力アップタイムには、体力向上の他に別のねらいもあります。それは、「きついこと」や「苦手でしたくないこと」にも進んでチャレンジする「自分に負けない心」を育てることです。人間だれしも、きついことや苦手なことはしたくありません。でも、それに立ち向かい、前向きに取り組むことで、自分自身を成長させることができます。
佐々小では、速さや走った周数だけでなく、体力アップタイムを通して、強い心を育んでいきたいと思います。
一足早いクリスマスプレゼント♪
1階から2階にのぼる階段横の掲示板に飾られたクリスマスツリー。ツリーを見るだけで、心がウキウキしてきます。
実は、これは、4日間本校にインターンシップで訪れていた清峰高校の生徒が自主的に作って、飾ってくれたものです。「みんなの笑顔や元気な姿にパワーをもらいました」「みんな大好きです!」というメッセージも添えられています。ふと、「プレゼントの箱」の形をした飾りがあるなあと、中をのぞいてみると、なんとそこには、「佐々小のいいところ」が書かれていました。なんと素敵な高校生たちでしょう。清峰高校の生徒の心温まるクリスマスプレゼントに、何ともいえない幸せな気持ちになりました。
4年生 農業体験
今日は、4年生が農業体験学習で、じゃがいもの収穫を行いました。
まずは、じゃがいもの葉の部分を取り除きます。
次に、土を掘ってじゃがいものを収穫していきます。
最後に、掘ったじゃがいものを、食べられる新じゃがと食べられない種いもに分別します。
このように、農業体験施設の方々が、丁寧にわかりやすく教えてくださったので、スムーズに収穫することができました。これまでお世話をしていただいた農業体験施設の方々、ありがとうございました。
インターンシップで清峰高校生徒来校
昨日から、清峰高校の6名の生徒が、インターンシップで本校を訪れています。インターンシップとは、社会に出る前に仕事場を訪れ、働いている人から直接話を聞いたり、仕事を体験してみたりすることです。今回は、2年生・5年生・6年生の各学級に配属されました。
清峰高校の生徒は、ひざをついて目線を合わせて子どもの支援をしたり、学習のサポートをしたりしてがんばっています。佐々小の子どもたちも、大きなお兄さん・お姉さんができたみたいに、大喜びです。清峰高校の生徒にとっても、佐々小の子どもたちにとっても、心と心のふれあいができる充実した4日間になればと思います。
金管クラブの演奏披露会
今日は、金管クラブの演奏披露会でした。金管クラブは、現在5年生5名、4年生1名の計6名が所属し、月・水・金曜日に音楽室で練習を行っています。今日は、11月の佐々町文化祭で演奏する予定だった「残酷な天使のテーゼ」を体育館で披露しました。4・5年生は体育館、他の学年は教室(Meet)での視聴でした。
6名という少ない人数ですが、一人一人が自分の楽器を責任をもって堂々と演奏し、みんなの音色をあわせることで、美しいハーモニーを奏でていました。演奏を聴いていた子どもたちからは、「すごい!!!」「上手~!」という声があちこちからあがっていました。金管クラブの子どもたちは、いい緊張感の中で、自分たちの力が発揮でき、とても満足そうでしたし、学校全体が幸せな気分に包まれました。
すがすがしい気持ちになりました!
「先生、玄関きれいにしましょうか?」
玄関に目を落としてみると、確かに、風で落ち葉が玄関に入り込んでいたり、砂が残っていたりしていました。
「先生の家も、玄関きれいにしてるよね?」
玄関は人が最初に入る場所なので、確かに、ほかの場所よりもきれいな気がします。
「きれいな方が、お客さんも気持ちがいいよね?」
本当に、その通りです。
その子が話す言葉すべてに納得しながら聞いていると、その男の子は、デッキブラシで玄関を磨き、写真のように、ピカピカにしてくれました。今週一週間もすがすがしい気持ちでスタートすることができ、感謝感謝の出来事でした。
授業参観&講演会&懇談会
今日は、授業参観、講演会、懇談会の盛りだくさんの1日でした。
授業参観では、国語科の授業や総合の発表など、それぞれの学級で子どもたちの成長した姿を見せることができました。4年生は、メディア教室を実施し、ネットやスマホとのかかわり方について親子で学びました。
講演会は、スクールカウンセラーの近藤由香里先生に、「子どもの望ましい行動に着目してほめましょう」という演題でお話をしていただきました。好ましくない行動は注目せず(よいスルーをし)、よい行動が少しでもできたときにほめるということを教えていただきました。
懇談会は、学年で行い、講演会の感想を伝え合ったり、担任から最近の子どもの様子や冬休みの過ごし方について話をしたりしました。
トータル2時間半ぐらいの長い時間でしたが、様々な学びがあり、中身の濃い時間となりました。
心温まる時間
今日も冷え込みましたが、佐々小では、寒さも吹き飛ぶ、心温まる時間が流れました。
【朝の時間】
「第51回長崎県読書感想文コンクール」において、最優秀賞1名、優秀賞1名の受賞がありましたので、Meet配信で表彰式・作文発表を行いました。最優秀賞を受賞した2年生の作文の次の言葉が印象的でした。
「いろいろな人がいて、人の心もいろいろ。ぼくは、ぼくらしく自信をもって挑戦していきたい。」
人と違うことを前向きにとらえ、自分らしく生きていこうという決意が伝わり、作文発表を聞いたみんなが明るい気持ちになりました。
【佐々っ子タイム】
人権週間に向け、校長先生が「ねえ、きいてみて! みんな、それぞれちがうから」という本の読み語りをしてくださいました。この本は、上記の最優秀賞に選ばれた作文の課題図書でもあります。この本には、次のようなメッセージが込められています。
「わたしたちみんなが違うからこそ、世界は楽しく、おもしろくなっているんだよ。あなたは、自分の力をどう使う?」
みんなが違うから、世界はおもしろい。人と違うことを、ついマイナスに考えてしまいがちな私たちに、ポッと明かりを灯してくれたような気がします。
12月4日~10日は、人権週間です。一人一人が違いを認め、互いのよさを発揮していける学校をこれからも目指していこうと思います。