学校からのお知らせ
GGタイム
今日の朝の活動は、GGタイムでした。GGタイムとは、時事問題や身の回りの出来事など、答えが一つではない、「なぜ?」「どうして?」という疑問に思う問題について、子どもたちが自分の考えを話したり友達の考えを聞いたりする時間です。例えば、「大人と子供は、どっちが自由?」「ついていい嘘とついてはいけない嘘の違いは?」など、各学年でテーマを決め、みんなで考えていきます。正解は一つではなく様々な考えがあり、間違う心配がないので、子どもたちは、堂々と自信をもって発表していました。また、友達の考えを理解し、認め、共感する姿もありました。
私たちは、今後ますます、変化の激しい予測困難な社会を生き抜いていかなければなりません。佐々小では、これからもGGタイムや授業を通して、他の考えを取り入れ協働しながら、正解のない問題を解決していく能力を育んでいきます。
ちなみに、なぜ、「GG」かと言いますと、一説には「時事」問題から「GG」となったという話ですが、実際ははっきりせず、ずっと「GGタイム」という名称が受け継がれているそうです。これこそ答えのない問題なのかもしれません、、、、。
色鮮やかな彼岸花
写真は、佐々小学校の周りに咲いている彼岸花です。鮮やかな紅色の花が秋の訪れを感じます。
と言いつつ、今週はとても蒸し暑い日が続きました。「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざもありますので、この暑さも来週ぐらいまででしょうか。またまた台風が接近してくるようですが、台風一過で秋らしい気候になることを願っています。
4年「一つの花」の授業
佐々小学校では、全学級で授業を公開し、教員同士で語り合いながら、日々授業力向上を図っております。今日は、4年1組での国語科「一つの花」の校内研究授業。「一つの花」は、以前から教科書に掲載されているお話なので、小学生の頃に学習した記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日の授業は、「一つの花にこめられた作者の思いを考える」時間でした。子どもたちは、これまでの学習を振り返ったり、友達との伝え合いで自分の考えを深めたりして、次のような考えを発表していました。
・戦争中のゆみ子は、「一つだけちょうだい」と何度も言っていたけど、10年後は言わなくなっているので、作者は、「成長」ということを一つの花にこめたのだと思います。
・戦争中、お母さんはゆみ子に食べ物をあげていたり、お父さんは、目に見えない愛情をゆみ子にわたしていたりしているので、私は、「幸せ」という思いがこめられていたと思います。
・戦争中は、一つしか食べられないぐらい貧しかったのに、10年後はお話の中で物を選べるようになっているので、作者は「希望」ということを伝えたかったのだと思います。
どの子も、今回の読みのポイントである「比べて読む」ということを自然に意識しており、物語の主題について一人一人がじっくりと考えることができていました。参観した先生方にとっても、大変参考になる授業でした。今後も、子どもたちと一緒に授業を創りながら、深い学びを目指していきたいと思います。
待ちに待ったクラブ活動
今日は、2学期初めてのクラブ活動でした。クラブ活動は、4年生以上の子どもたちが異学年と交流しながら、自分たちの興味のある活動を自治的に行っていくものです。
クラブには、バスケットボールクラブ、卓球クラブなどの運動系のクラブ、陶芸クラブや実験・工作クラブなどの文化系のクラブがあり、どのクラブの子どもたちも生き生きと活動しています。クラブ活動が、自分の趣味につながったり人とのふれあいを楽しんだりするきっかけになればいいなあと思っています。
ようこそ佐々小へ!職場体験学習
今日から3日間、佐々中2年生の生徒8名が、職場体験学習で佐々小を訪れています。中には、2年前の佐々小の卒業生もいました。今回は、1年生から4年生の学級に入ることになりました。生徒たちは、教師の目線で学校という場所を見、また、担任の先生の授業や実際の指導を見ながら、教師という職業について学んでいきます。また、例え教師にならなくても、礼儀やマナーなど社会人にとってだれもが必要なスキルについても学んでいきます・
佐々小の子どもたちにとっては、大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんといったところでしょうか。佐々中学校の生徒が来てくれたことが、とてもうれしいようで、たくさんの笑顔があふれました。ふれあいを通して、本校児童も佐々中生徒もお互いに成長できる3日間になればと思っています。
自転車教室開催
10日(土)は、交通安全母の会様主催で自転車教室を行いました。ここ数年、コロナや雨天でなかなか実施できておらず、久しぶりの外での開催となりました。
まず、江迎警察署の方に自転車の点検の仕方等を教えていただきました。
次に、実際に自転車に乗っての講習。運動場には道路や横断歩道の白線が引かれ、鹿町工業高校の生徒が作成してくれた信号機も設置され、実際さながらのコースでした。子どもたちは、ジグザグコース、一本橋コース、一時停止ラインなど、交通ルールを確認するとともに、自転車走行の技能を高めることができました。子どもたちの楽しそうな笑顔がとても印象的に残っています。これからも交通ルールや自転車の正しい乗り方を守って、安全に利用してほしいと思います。
朝早くから、コースの設営や運営にご尽力していただきました、江迎警察署・交通安全母の会・町総務課・PTA執行部の皆様、本当にありがとうございました。
敬老の日に向けて
9月19日(月)は、敬老の日です。長寿をお祝いするために、佐々町にお住まいの75歳以上の方々に向けて、子どもたちは毎年お手紙を書いています。今年も、全校みんなで、心をこめてお手紙を書きました。「いつもありがとうございます。長生きしてください」「ぼくは2学期は算数をがんばります。おじいさまおばあさまも元気にすごしてください。」など、日頃の感謝の気持ちをそれぞれが伝えることができていました。この手紙を読んだ方々が、少しでも元気になってくれたらうれしいなあと思います。
授業参観・懇談会
先週の2日(金)は高学年、本日8日(木)は低学年の授業参観・懇談会でした。低学年の保護者の皆様におかれましては、台風の影響とはいえ、日程を変更せざるをえなかったことをとても申し訳なく思っております。
授業参観では、国語や算数、社会や音楽など、普段の授業の様子を見ていただきました。中には、タブレットを使って意見交換したり友達と考えを伝え合ってよりよい答えを導き出したりする場面もありました。
懇談会は、令和4年度初めての実施で、担任から、子どもたちの学習や生活の様子の話をさせていただきました。コロナ禍の中、保護者同士で顔を合わせる機会が少なくなっていますので、少しでも横のつながりができればいいなあと思っております。
お忙しい中、ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
朝の運動で、集中力アップ!
写真は、朝の運動場の様子です。サッカー、ドッジボール、一輪車、ぶらんこ、おにごっこなど、思い思いに遊んでいます。子どもたちは、7:30頃登校し、10分ぐらいでランドセルの片付け等を行った後、15分ほど運動場で遊びます。その後、8時過ぎに教室に戻るのですが、さぞ朝の遊びで疲れていると思いきや、目は大きく開き、表情もとても明るく生き生きしています。一方、8時ギリギリに登校してきた子どもは、まだ眠そうな目で血色も何だかよくありません。朝の学習や1時間目の授業をのぞいてみると、その差は顕著です。
脳科学の研究で、軽い運動は集中力や記憶力を高め、学習や仕事の効率があがることが分かっています。朝の運動は、5分でも10分でも効果があるようです。今後も、少しの時間でも朝から太陽の日を浴びて、気持ちよく一日をスタートできるよう子どもたちに働きかけていきたいと思います。ご家庭でも、早めに登校できるように、「早寝・早起き」の習慣と「朝の遊び」の推奨をよろしくお願いします。
明日から再スタートです。
保護者の皆様、地域の皆様、台風11号の影響はいかがだったでしょうか。幸いにも、佐々小学校では、大きな被害はありませんでした。しかしながら、木の枝が折れたり、花のプランターが倒れたり、校舎周辺で少し影響がありましたので、風雨が落ち着いた午後から、職員で校内外の復旧を行いました。
また明日から、子どもたちが元気に登校してくるのを楽しみにしています。