2022年9月の記事一覧

NEW 避難訓練

 3校時に、地震を想定した避難訓練を実施しました。運動場に全員避難した後、校長先生から、①頭を守る ②揺れている間は動かない ③揺れがおさまったらすばやく逃げる という地震の場合の避難の仕方を教えていただきました。また、担当の先生から、「お・は・し・も・ち」の約束を守って避難するだけでなく、「放送は止まって聞く」「廊下を走らないなど落ち着いて過ごす」など普段の生活から心がけることで、いざという時に命を守れるという話もありました。

 国語・算数などの学習も大事ですが、自分で自分の命を守る学習は最も大切な学習です。非常事態のときには、だれでもパニックになってしまうと思いますが、少しでも落ち着いて正しい判断・適切な行動がとれるように、今後も定期的に訓練や指導を続けていきたいと思います。

NEW 似顔絵大会!!

 今日の佐々っ子タイムは、集会委員会による「先生の似顔絵大会」でした。クラスを2つのチームに分け、チーム戦で、担任の先生の似顔絵をかくゲームです。一人10秒間で一筆ずつ線をかいていき、チーム全員で一つの顔を完成させないといけないため、チームワークが求められます。

 「線が長すぎた~!!」「あれ?鼻がない、、、、」「顔がゆがんでる、、、、」などと大盛り上がりでした。どの似顔絵も担任そっくり!?で、子どもたちの笑顔がはじける楽しい時間でした。

 

NEW 掲示教育=心を豊かにする教育

 教育目標の中に、「心豊かな子ども」という文言があります。佐々小学校では、思いやりのある子、やわらかな心をもった子になってほしいという願いをもっています。

 心豊かな子を育てる一つに、掲示教育があります。写真のように、児童玄関前に、季節や学校行事に応じた掲示物を定期的に貼り替えたり、階段の掲示板に児童の作品を掲示したりしています。掲示板はお知らせの意味合いもありますが、それとは別に、「美しいものを美しいと思える心」、「友達や自分の作品を大切にする心」なども育てたいなあと思います。

 これからも、掲示物を通して、感性だけでなく、友達への思いやりや家族への愛情、他人を敬う心、良いことを行おうとする気持ちなどの育成につなげていきたいと思います。

NEW 秋の交通安全週間

 先週21日から今週30日までは、秋の交通安全週間です。学校では、いつも以上に安全に気をつけて登下校するように指導しています。

 最近気になるのが、自転車の乗り方です。ヘルメットをかぶっていなかったりスピードを出し過ぎたりするのを見かけます。

 以前、小学生が自転車事故を起こし、相手に後遺症が残ったことやヘルメットを着用していなかったことなどから、保護監督責任者である母親に対し約9500万円の賠償を命じたという事件もありました。一瞬の出来事がいろいろな人の人生を大きく変えてしまいます。

 子どもたちが、被害者にも加害者にもならないよう、自転車を含め、交通安全について、学校でも繰り返し指導を続けていきたいと思います。

NEW 4年2組研究授業

 先週の22日木曜日は、4年2組で国語科「一つの花」の研究授業が行われました。今回は、全教職員が参観するとともに、県教育委員会や町教育委員会の講師の先生、口石小や佐々中の先生方にも来ていただきました。

 たくさんの先生に見られると緊張するものですが、4年2組の子どもたちはいつも以上に張り切り、素晴らしい姿を見せてくれました。真剣に話を聞く姿、手をまっすぐ挙げ積極的に発表する姿、友達と互いに考えを伝え合う姿など、子どもたちが意欲的に学ぶ姿がとても印象的でした。

 

 授業後は、参観した先生たち全員で協議を行い、よりよい授業づくりについて考えました。県教育委員会の講師の先生からも、たくさんの賛辞とご示唆をいただき、大変貴重な学びとなりました。全力で授業に臨み、質の高い学びを見せてくれた4年2組の子どもたちに感謝感謝です。

NEW 「鮮鼓堂」さんへ社会科見学(3年生)

 今日は、3年生の「鮮鼓堂 佐世保支店」さんへの社会科見学。3名の代表児童の立派な挨拶のあと、工場見学とDVD視聴を行いました。「明太子の重さを図ってトレイにのせる→ラップをかける→シールを貼る→異物が入っていないか目で確認する」などの生産工程はもちろん、温度管理や衛生管理などについて、実際に作業しているところを見学しながら多くのことを学ぶことができました。また、機械の総額が2億円かかることや毎日1万2千~3千パックを製造していることなども知りました。

 3年生のすごいところは、ここからの学びの深まりです。

 

・生産された明太子は、どこに運ばれるのですか?

・働いている人が工夫していることは、どんなことですか?

 

 通常、3年生の発達段階では、数字や細部のことにこだわって質問しがちなのですが、販売や流通、働く人の工夫にまで、考える視点をもっていました。これまでの学習の成果であり、社会科の学習では、このような視点で物事を見ていくことが求められます。

 

 鮮鼓堂さんの丁寧な説明と温かい対応のおかげで、とてもいい社会科見学となりました。また、お土産までいただき、本当にありがとうございました。3年生の家庭では、今晩、いただいた明太子を食しながらきっと会話が弾むことと思います。鮮鼓堂佐世保支店の皆さん、お忙しい中に見学を受け入れていただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

NEW 7校時の代表委員会

 7校時は、「代表委員会」でした。通常、最高学年の6年生でも6時間授業ですが、数か月に1回7校時の時間帯に、代表委員会を行っております。代表委員会は、学校をよりよいものにするために、計画委員会の司会のもと、4年生以上の各クラス代表や各委員会の代表が集まり、話合いを行うものです。

 今回の議題は、「わくわくのびのび佐々っ子集会を成功させよう」でした。11月12日の佐々っ子集会に講師として参加してくださる地域の方に、歓迎の気持ちや感謝の気持ちをどのようにして伝えるか、ということを話し合いました。各クラス、時間をかけて話し合い、それぞれの熱い思いがありますので、なかなか一つには決まりません。また、これまでの話合いの経験の差もあります。議長や副議長の子どもたちは、話合いを進めるのがとても難しかったと思いますが、みんなの意見を尊重しながら、見事時間内に話し合いをまとめることができました。

 他のみんなが下校した後、遅くまで残って代表委員会に参加した皆さん、お疲れ様でした。皆さんのおかげで、とてもいいアイディアが出て、地域の方を温かい気持ちで迎えることができます。本当にありがとう!

NEW GGタイム

 今日の朝の活動は、GGタイムでした。GGタイムとは、時事問題や身の回りの出来事など、答えが一つではない、「なぜ?」「どうして?」という疑問に思う問題について、子どもたちが自分の考えを話したり友達の考えを聞いたりする時間です。例えば、「大人と子供は、どっちが自由?」「ついていい嘘とついてはいけない嘘の違いは?」など、各学年でテーマを決め、みんなで考えていきます。正解は一つではなく様々な考えがあり、間違う心配がないので、子どもたちは、堂々と自信をもって発表していました。また、友達の考えを理解し、認め、共感する姿もありました。

 

 私たちは、今後ますます、変化の激しい予測困難な社会を生き抜いていかなければなりません。佐々小では、これからもGGタイムや授業を通して、他の考えを取り入れ協働しながら、正解のない問題を解決していく能力を育んでいきます。

 

 ちなみに、なぜ、「GG」かと言いますと、一説には「時事」問題から「GG」となったという話ですが、実際ははっきりせず、ずっと「GGタイム」という名称が受け継がれているそうです。これこそ答えのない問題なのかもしれません、、、、。

 

NEW 色鮮やかな彼岸花

 写真は、佐々小学校の周りに咲いている彼岸花です。鮮やかな紅色の花が秋の訪れを感じます。
 と言いつつ、今週はとても蒸し暑い日が続きました。「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざもありますので、この暑さも来週ぐらいまででしょうか。またまた台風が接近してくるようですが、台風一過で秋らしい気候になることを願っています。

NEW 4年「一つの花」の授業

 佐々小学校では、全学級で授業を公開し、教員同士で語り合いながら、日々授業力向上を図っております。今日は、4年1組での国語科「一つの花」の校内研究授業。「一つの花」は、以前から教科書に掲載されているお話なので、小学生の頃に学習した記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 本日の授業は、「一つの花にこめられた作者の思いを考える」時間でした。子どもたちは、これまでの学習を振り返ったり、友達との伝え合いで自分の考えを深めたりして、次のような考えを発表していました。

 

・戦争中のゆみ子は、「一つだけちょうだい」と何度も言っていたけど、10年後は言わなくなっているので、作者は、「成長」ということを一つの花にこめたのだと思います。

・戦争中、お母さんはゆみ子に食べ物をあげていたり、お父さんは、目に見えない愛情をゆみ子にわたしていたりしているので、私は、「幸せ」という思いがこめられていたと思います。

・戦争中は、一つしか食べられないぐらい貧しかったのに、10年後はお話の中で物を選べるようになっているので、作者は「希望」ということを伝えたかったのだと思います。

 

 どの子も、今回の読みのポイントである「比べて読む」ということを自然に意識しており、物語の主題について一人一人がじっくりと考えることができていました。参観した先生方にとっても、大変参考になる授業でした。今後も、子どもたちと一緒に授業を創りながら、深い学びを目指していきたいと思います。