学校からのお知らせ
秋の交通安全週間
先週21日から今週30日までは、秋の交通安全週間です。学校では、いつも以上に安全に気をつけて登下校するように指導しています。
最近気になるのが、自転車の乗り方です。ヘルメットをかぶっていなかったりスピードを出し過ぎたりするのを見かけます。
以前、小学生が自転車事故を起こし、相手に後遺症が残ったことやヘルメットを着用していなかったことなどから、保護監督責任者である母親に対し約9500万円の賠償を命じたという事件もありました。一瞬の出来事がいろいろな人の人生を大きく変えてしまいます。
子どもたちが、被害者にも加害者にもならないよう、自転車を含め、交通安全について、学校でも繰り返し指導を続けていきたいと思います。
4年2組研究授業
先週の22日木曜日は、4年2組で国語科「一つの花」の研究授業が行われました。今回は、全教職員が参観するとともに、県教育委員会や町教育委員会の講師の先生、口石小や佐々中の先生方にも来ていただきました。
たくさんの先生に見られると緊張するものですが、4年2組の子どもたちはいつも以上に張り切り、素晴らしい姿を見せてくれました。真剣に話を聞く姿、手をまっすぐ挙げ積極的に発表する姿、友達と互いに考えを伝え合う姿など、子どもたちが意欲的に学ぶ姿がとても印象的でした。
授業後は、参観した先生たち全員で協議を行い、よりよい授業づくりについて考えました。県教育委員会の講師の先生からも、たくさんの賛辞とご示唆をいただき、大変貴重な学びとなりました。全力で授業に臨み、質の高い学びを見せてくれた4年2組の子どもたちに感謝感謝です。
「鮮鼓堂」さんへ社会科見学(3年生)
今日は、3年生の「鮮鼓堂 佐世保支店」さんへの社会科見学。3名の代表児童の立派な挨拶のあと、工場見学とDVD視聴を行いました。「明太子の重さを図ってトレイにのせる→ラップをかける→シールを貼る→異物が入っていないか目で確認する」などの生産工程はもちろん、温度管理や衛生管理などについて、実際に作業しているところを見学しながら多くのことを学ぶことができました。また、機械の総額が2億円かかることや毎日1万2千~3千パックを製造していることなども知りました。
3年生のすごいところは、ここからの学びの深まりです。
・生産された明太子は、どこに運ばれるのですか?
・働いている人が工夫していることは、どんなことですか?
通常、3年生の発達段階では、数字や細部のことにこだわって質問しがちなのですが、販売や流通、働く人の工夫にまで、考える視点をもっていました。これまでの学習の成果であり、社会科の学習では、このような視点で物事を見ていくことが求められます。
鮮鼓堂さんの丁寧な説明と温かい対応のおかげで、とてもいい社会科見学となりました。また、お土産までいただき、本当にありがとうございました。3年生の家庭では、今晩、いただいた明太子を食しながらきっと会話が弾むことと思います。鮮鼓堂佐世保支店の皆さん、お忙しい中に見学を受け入れていただきありがとうございました。
7校時の代表委員会
7校時は、「代表委員会」でした。通常、最高学年の6年生でも6時間授業ですが、数か月に1回7校時の時間帯に、代表委員会を行っております。代表委員会は、学校をよりよいものにするために、計画委員会の司会のもと、4年生以上の各クラス代表や各委員会の代表が集まり、話合いを行うものです。
今回の議題は、「わくわくのびのび佐々っ子集会を成功させよう」でした。11月12日の佐々っ子集会に講師として参加してくださる地域の方に、歓迎の気持ちや感謝の気持ちをどのようにして伝えるか、ということを話し合いました。各クラス、時間をかけて話し合い、それぞれの熱い思いがありますので、なかなか一つには決まりません。また、これまでの話合いの経験の差もあります。議長や副議長の子どもたちは、話合いを進めるのがとても難しかったと思いますが、みんなの意見を尊重しながら、見事時間内に話し合いをまとめることができました。
他のみんなが下校した後、遅くまで残って代表委員会に参加した皆さん、お疲れ様でした。皆さんのおかげで、とてもいいアイディアが出て、地域の方を温かい気持ちで迎えることができます。本当にありがとう!
GGタイム
今日の朝の活動は、GGタイムでした。GGタイムとは、時事問題や身の回りの出来事など、答えが一つではない、「なぜ?」「どうして?」という疑問に思う問題について、子どもたちが自分の考えを話したり友達の考えを聞いたりする時間です。例えば、「大人と子供は、どっちが自由?」「ついていい嘘とついてはいけない嘘の違いは?」など、各学年でテーマを決め、みんなで考えていきます。正解は一つではなく様々な考えがあり、間違う心配がないので、子どもたちは、堂々と自信をもって発表していました。また、友達の考えを理解し、認め、共感する姿もありました。
私たちは、今後ますます、変化の激しい予測困難な社会を生き抜いていかなければなりません。佐々小では、これからもGGタイムや授業を通して、他の考えを取り入れ協働しながら、正解のない問題を解決していく能力を育んでいきます。
ちなみに、なぜ、「GG」かと言いますと、一説には「時事」問題から「GG」となったという話ですが、実際ははっきりせず、ずっと「GGタイム」という名称が受け継がれているそうです。これこそ答えのない問題なのかもしれません、、、、。