学校からのお知らせ
理科の学び
写真は、理科の「閉じ込められた空気の性質」を調べる実験の様子です。子どもたちは、空気鉄砲を使って楽しそうに実験しています。遊んでいるようにも見えますが、そうではありません。ノートに記述してあるように、自分で予想を立てたり結果を考察したりしながら、理科の学びを進めています。
実は、学力調査の結果を見ると、佐々小でも全国的にも、「実験結果を分析し、自分の考えをもつこと」に課題があることが分かっています。そのような課題に対しては、写真のノートのように、事象を図や絵で表し、自分の考えを整理することが大変有効であると言われています。図や絵を書くことで、それを基にしながら言葉で説明できるようになるということです。理科に限らず、社会科の授業のまとめや文章構成を図示するなど、家庭学習等でも活用できる学びだと思います。
2年生 生活科見学
2年生の生活科見学で、たびら昆虫自然園に行きました。自然園という名のとおり、樹木や原っぱに昆虫がいるだけでなく、建物の壁や道端など、いたるところに生き物が生息していました。子どもたちは、生き物を見つけると、吸い込まれるように生き物に近づき、目を輝かせて観察したり触ったりしていました。
「クモの巣って、さわってみると、少しベタベタするんだね。」
「カマキリ、初めて触った!!意外とかわいい!!」
「どんぐりに顔を書いて、おうちの人にプレゼントしたい。」
などと口々につぶやきながら、あっという間に時間が過ぎていきました。水辺では、自分たちでゲンゴロウやメダカを捕まえる体験もできました。掲載した写真の中にも、いくつかの昆虫や生き物が映っていますので、ぜひ探してみてください。
今回は、「生き物の名前を5つ以上覚える」「自分の好きな生き物を見つける」「施設や公園などでの公共のマナーをマナーを守る」「お世話になった方に元気にあいさつをする」という4つのめあてをもって見学にのぞみました。特に、あいさつについては、全員での声をそろえての挨拶も、自分一人で行う挨拶も、どちらもとても上手な2年生でした。何より、教師の指示なしで、自分たちで進んで挨拶ができていたところが、とてもすばらしかったです。
親切に案内してくださった、たびら昆虫自然園の解説員の方々、ありがとうございました。また、早朝よりおいしいお弁当を作ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。「やっぱ、弁当最高!!」とピースサインをしてモリモリ食べていました。
花のある暮らし
写真は、職員室前廊下の流し台に飾られた花です。よく見ると、ピンク色の小さなバラの花があり、可憐で美しいです。本校の養護教諭が飾ってくれたもので、心が癒されます。
花には、「癒し」や「リラックス効果」があるといわれています。みなさんも、花の香りに癒されたり、色鮮やかな花を見ることでなんだか気分が上がるという経験があると思います。花は、毎日の暮らしに彩りを与えてくれるものです。
今日は、3連休明けで慌ただしい一日になりましたが、花を愛でる心の余裕をもち、今週一週間も、子どもたちと明るく過ごしていきたいと思います。
佐々小のすばらしき伝統
6年生が毎日行っている、朝の挨拶運動とボランティア活動。修学旅行で2日間6年生が不在になるなあと思っていたら、昨日と今日、5年生がしっかりと校門前に立って挨拶をしたり落ち葉を掃いたりしてくれていました。5年生の元気な声と、てきぱきと働く姿が、とても気持ちよかったです。6年生がいない間は、自分たちが学校を守るという責任感と、来年は自分たちが最高学年として学校を引っ張るのだという決意を感じました。
ふと目をやると、そのような5年生の立派な姿をじっと見つめる4年生の姿もありました。上の学年の姿を見て、下の学年が学び、それがずっとずっと続けられていく。まさに、佐々小のすばらしい伝統だと思いました。
6年生修学旅行
今日から、6年生が修学旅行に出かけました。1日目は、長崎県立美術館見学、長崎市内自主研修を行い、矢太樓というホテルに宿泊します。2日目は、原爆資料館見学、平和自主研修、平和集会を経て、武雄市の佐賀県立宇宙科学館を訪れます。「最高の修学旅行をつくろう」というテーマに向け、きっとすばらしい2日間になると思います。
いつも学校を支えてくれている6年生がいない寂しさをかかえながら、在校生みんなでお見送りをしました。6年生が2日間楽しく過ごし、全員無事に帰ってきてほしいなあと願っています。