学校からのお知らせ
心温まる時間
今日も冷え込みましたが、佐々小では、寒さも吹き飛ぶ、心温まる時間が流れました。
【朝の時間】
「第51回長崎県読書感想文コンクール」において、最優秀賞1名、優秀賞1名の受賞がありましたので、Meet配信で表彰式・作文発表を行いました。最優秀賞を受賞した2年生の作文の次の言葉が印象的でした。
「いろいろな人がいて、人の心もいろいろ。ぼくは、ぼくらしく自信をもって挑戦していきたい。」
人と違うことを前向きにとらえ、自分らしく生きていこうという決意が伝わり、作文発表を聞いたみんなが明るい気持ちになりました。
【佐々っ子タイム】
人権週間に向け、校長先生が「ねえ、きいてみて! みんな、それぞれちがうから」という本の読み語りをしてくださいました。この本は、上記の最優秀賞に選ばれた作文の課題図書でもあります。この本には、次のようなメッセージが込められています。
「わたしたちみんなが違うからこそ、世界は楽しく、おもしろくなっているんだよ。あなたは、自分の力をどう使う?」
みんなが違うから、世界はおもしろい。人と違うことを、ついマイナスに考えてしまいがちな私たちに、ポッと明かりを灯してくれたような気がします。
12月4日~10日は、人権週間です。一人一人が違いを認め、互いのよさを発揮していける学校をこれからも目指していこうと思います。
子どもは風の子
昨日の蒸し暑さとはうってかわって、今日は、一気に寒くなりました。昼過ぎからは、ぐんと気温が下がり、手がかじかむほどでした。
でも、佐々小の子どもたちは元気いっぱいです。大人から見ると薄着で寒そうだなあと思っても、平気な顔で普段通りの学校生活を送っていました。冷たい風が吹いていても、昼休みは元気に外で遊んでいました。まさに、「子どもは風の子」。今も昔も変わらず、子どもは寒さに負けず元気いっぱいなのだなあと、嬉しく思いました。
2年生 かけ算九九の特訓
2年生の学習最大の難関は、かけ算九九です。大人の誰しもが、繰り返し唱えて覚えた記憶があるのではないでしょうか。4×7(ししち)?、7×4(しちし)? 言いにくい九九もあり、苦労した記憶がよみがえってきます。
今、2年生の子どもたちは、覚えた九九を校長先生の前でいえるか、特訓修行中です。2×1、2×2、2×3というように、かける数が1ずつ増えていくのが「上り」、その逆が「下り」です。「上り10秒以内」「下り15秒以内」「上り下り25秒以内」が合格で、合格するとシールがもらえます。冬休みに入る前に、どれだけ合格できるか、とても楽しみです。
6年生 調理実習
5、6校時に、6年生が調理実習を行いました。今回は、じゃがいもをメインとした料理で、「ゆでる」「いためる」「焼く」など複数の調理工程のあるおかずを作りました。ジャーマンポテト、いももち、ツナポテトのうち、どれを作るか班で決め、協力して調理を行いました。包丁やピーラーなど、子どもたちが普段使い慣れていない道具を使いましたが、どの班も上手に作ることができました。自分で作った料理はとても美味しかったようなので、ぜひ、家庭でもチャレンジしてほしいなあと思います。
3年生 社会科見学
今日は、3年生の社会科見学。佐世保警察署と佐世保市消防局中央消防署を訪れました。
警察署では、警棒や手錠など警察官の装着道具を見せてもらったり実際にパトカーや白バイに乗せてもらったりしました。
消防署では、救急車の内部を見せていただいたりロープ渡りなどの訓練の様子を見学させていただきました。
子どもたちは初めて見る施設や設備に興味津々で、様々なことを質問しプリントいっぱいにメモできました。貴重な時間を使って見学を受け入れてくださった警察署の方、消防署の方、ありがとうございました。
第2回学校運営協議会
今日は、第2回学校運営協議会でした。2学期の学校経営方針や学力向上への取組等を説明したり、授業の様子を参観していただいたりしました。委員の皆様からは、ありがたいお言葉をたくさんいただきました。
・子どもたちの表情がとてもよく、学びに向かっていた。何より、先生方が熱心に授業をされ、掲示物も充実しているので、このような子どもの姿があると思います。
・佐々っ子集会での地域との交流は、とてもいい取組ですね。ぜひ今後も継続し、交流を深めてほしいと思います。
一方、本校の課題についてもご意見をいただきました。
・家の前を通る子どもに挨拶をしても、聞こえているのに知らんぷりして挨拶が返ってこないです。挨拶ができる子とそうでない子の二極化が見られるので、親・教師・地域の大人みんなで、あきらめずにしつけをしていくことが大切だと思います。
2学期も残り1か月となりました。委員の皆様からいただいたご感想・ご意見をもとに、さらによりよい学校づくりに取り組んでいきたいと思います。お忙しい中に、参加してくださった委員の皆様、ありがとうございました。
見えないところで
写真は、給食時の放送委員会の活動の様子です。当日の給食の献立をアナウンスしたり、黙食で食べるように促したりします。お腹が減っているのを我慢して、放送の仕事を行った後に、他の人より遅く給食を食べ始めます。
もう一枚の写真は、昼休みの集会委員会の活動の様子です。木曜日に行う児童集会のリハーサルを体育館で行っていました。遊びたいのを我慢して、当日全校のみんなが楽しく遊べるように練習しています。
その他にも、生活委員会や学習委員会など様々な委員会が、私たちの見えないところで、仕事をしてくれています。やりたいことを我慢し、やるべきことを責任をもって行う5、6年生の子どもたちに感謝です。高学年の子どもたちのおかげで、気持ちのよい学校生活が送れているのだと改めて感じました。
佐々小美術館
先日行われた佐々町文化祭に出展していた各学年の作品を、現在、職員室前廊下に飾っています。1年生視写、2年生町探検イラスト、3年生絵手紙、4年生デザインアート、5・6年生俳句。廊下を通るたびに、子どもたちや来校された方が足を止めて、見入っています。個性豊かな作品がずらりと並んだその景色は、美術館そのものです。芸術の秋にふさわしい作品を作った子どもたち、そして、それを指導・支援した先生方に感謝感謝です。
2年生 メディア安全教室
「テレビやゲームは、頭だけじゃなく体にも悪いと分かったので、時間を短くしようと思います。」
「1年生の時は知らなかったメディアのことが知れて、よかったです。」
「今日のお話を、おうちの人にも話そうと思います。」
これらは、2年生のメディア教室後の子どもたちの感想です。今日は、県メディア安全指導員の森田久美子さんが、ゲームやスマホなどの危険性や依存症にならない方法について、2年生の子どもたちにわかりやすく話してくださいました。夜11時過ぎまでゲームをしたり、ご飯を食べながらユーチューブを見たりという子どもたちもいましたが、森田さんの話を聞いて、今日から生活を変えようという気持ちになっていました。改めて、小さいころからのメディア教育が必要だと感じた一時間でした。
三校研 1年生研究授業
今日は、三校共同研究会(三校研)の研究授業。三校研とは、佐々小、口石小、佐々中の三校の教員が集まって、よりよい授業について研究を深めるもので、今回は佐々小も含め約35名の教員が集まりました。
佐々小の代表として、1年1組で国語科「スイミー」の授業が行われました。スイミーのセリフを考える授業でしたが、これが本当に一年生なのだろうか、と思うぐらい子どもたちのすばらしい姿がありました。
・自分が考えたセリフの根拠を、文章中の言葉から見つけ、友達に説明する姿。
・友達の説明に対して、「どうして、そう思ったの?」と根拠をたずねる姿。
・発表した友達に対して、「それは、どの場面からわかるの?」と場面の様子に目が向いている姿。
いずれも、文章や言葉を子どもたち自身が意識している姿で、国語科が目指す姿そのものです。これまでの学習の成果が出た、衝撃を覚えるほどの素晴らしい授業でした。
何より、子どもたちは、国語の授業を楽しんでいました。授業後は、やり切った表情で、最高の笑顔を見せた子どもたち。「明日も、スイミーしたい!!!」とやる気満々です。「国語の授業が楽しい!」と思える授業を、これからも子どもたちと共に創っていきたいと思います。
3年生 研究授業
今日の研究授業は、3年生。おとといのホームページで紹介した3年生の研究授業と、同じ場面の授業を隣のクラスで実施しました。前回の授業をふまえ、「もっと~した方がいいのでは?」「3年生の子どもには、この手立てが有効では?」などと複数の教員で協議したうえで、今回の授業に臨み、様々な改良点がありました。
1 学習のめあての変更
この1時間でどんな国語の力をつけるのか、子ども自身が自覚できるようなめあてを立てていました。
2 板書の工夫
子どもが読み取ったことや考えたことを、黒板上に表にして整理し、視覚的に子どもが理解できるように工夫していました。
3 文章構成の理解
説明文が、「中心となる段落」と「説明する段落」で構成されており、それが交互に繰り返されていることを、色カードで示し、文章構成を理解させていました。
文章で伝えるのがなかなか難しいのですが、わずか数日で、大きな大きな改善がありました。「子どもたちによりよい授業をしたい」という先生方の熱い思いが伝わってきて、とても嬉しい気持ちになりました。
教師の言葉がなくても・・・
学びの秋。子どもだけでなく、先生方も連日研究授業を行い、よりよい授業づくりについて学びを深めています。
昨日は、1年3組で国語科「スイミー」の授業。そこには、子ども自らが学びを進めていく姿がありました。
「作者の名前が言えます!」
「付け加えの意見があります!」
「あと1分ください!」
「作者の名前は何ですか?」「付け加えはありませんか?」「時間は足りますか?」という教師の言葉なしに、これらの言葉が1年生から出てきているので驚きです。このような姿になるためには、これまでの教師の指導やかかわりがあるからです。このように、教師の指示待ちや受け身の姿勢ではなく、子ども自ら学んでいく姿を目指していきたいと思います。
目的を明確に
先週11日(金)に、3年生で国語科の研究授業が行われました。今回、素晴らしかったのは、学習の目的が明確だった点です。「佐々小学校をよりよくするために、オリジナルの絵文字を作る」という目的のために、「くらしと絵文字」という教材文を読んで学習していくという流れでした。
国語科では、「目的を明確にして読むこと」が大切だと言われています。なぜなら、算数や理科などは学習内容自体がはっきりしていますが、国語科は、何をどう学習してよいか難しい部分があるからです。
今回は、「中心となる段落」と「それを説明する段落」を見分ける授業で、子どもが前のめりになって取り組んでいる姿がとても印象的でした。国語科の読む力は、様々な学習の基盤となる力です。これからも、子どもたちに確かな読む力をつけていきたいと思います。
「わくわくのびのび佐々っ子集会」
今日は、土曜授業で、「わくわくのびのび佐々っ子集会」を行いました。地域の方との体験活動をとおして、地域の方と交流を深めるとともに、地域への誇りや地域を愛する心情を育てることが目的です。なんと11団体63名の方が、講師として参加してくださいました。
1年生・・・フラダンス、工作(おきあがりこぶし)、合唱・リトミック
2年生・・・昔遊び(屋内と屋外)
3年生・・・太極拳、工作(もぐもぐぱっくん)
4年生・・・パラスポーツ(ボッチャ)、絵手紙
5年生・・・ニュースポーツ、工作(変わり絵)
6年生・・・プログラミング体験、電子工学(TVの解体と組立)
どの活動も、講師の方が熱心に教えてくださったので、とても楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。「もっとしたかったな~!」「あの道具がほしいです!」と笑顔で話す子どもたち。
講師の方からも、「子どもたちから元気をもらいました。」「佐々小の子どもたちはとても素直でいいですね。」というありがたいお言葉をいただきました。
「みんなを笑顔に!」というR4の佐々小スローガンが実現された、とても素敵な一日となりました。講師の皆様、今年度初めての取組にもかかわらず、快く引き受けていただき、本当にありがとうございました。
青少年劇場
今日は、4年生と5年生が、長崎県青少年劇場「世界に誇れる日本の音色 ~ワヨウセイヨウ!~」を鑑賞しました。箏と尺八で「春の海」を演奏したり、アメージンググレースを演奏したり、普段見ることのない様々な楽器で楽しい時間を過ごすことができました。
「楽しかった~!」「行ってよかった!」という子どもの声があちらこちらから聞こえてきました。このような機会を作ってくださった県や町の教育委員会の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
快挙!善行児童表彰(6年生)
先日10月29日(土)の長崎県教育会振興大会において、本校の6年生児童が「善行児童」として表彰されました。これは、長崎県内の学校において、善い行いをしている個人や団体が表彰されるもので、毎年数校しか選ばれない大変名誉なことです。今回は、6年生が毎朝行っている挨拶運動やボランティア活動のがんばりが認められ、特に、佐々中学校や清峰高校の生徒、通行するドライバーへ挨拶をすることで、地域全体を元気にしていることが評価されたものです。今年の6年生だけでなく、これまでの6年生が佐々小の伝統をつないできてくれたおかげであり、とても誇らしく思います。
本日、6年生全員を対象に体育館で表彰式を行い、下級生はその映像を視聴しました。6年生は佐々小のリーダーとしての自覚をますます高めるとともに、下級生は、自分たちも挨拶をがんばろうという気持ちになりました。
6年生は、暑い日も寒い日も、どんなに疲れて眠たくても毎朝がんばっています。6年生のおかげで、毎朝元気をもらっています。6年生に負けないように、私たち大人も気持ちのよいあいさつを交わしていきたいと思います。
教育委員会による学校訪問
今日は、佐々町教育委員会の皆様が学校訪問に来校されました。子どもたちの授業の様子を見ていただいたり、学校経営方針や学力向上の取組について説明させていただいたりしました。
「子どもたち、落ち着いて学習できていましたね。先生方の熱意ある授業もすばらしかったです。」
「読書量の多さにびっくりしました。」
「地域と連携した学習活動が盛んで、とてもいいことだと思いました。」
など、たくさんのお褒めの言葉をいただき、大変ありがたかったです。いただいたお言葉を励みに、これからも地域に愛される学校・子どもを目指していきたいと思います。
1年生 スイミーの授業
1年2組で、国語科「スイミー」の研究授業が行われました。
入学して8か月経ちますが、子どもたちの成長にびっくりです。入学当初は、ひらがなを読むことから始まり、次にひらがなを五十音表を見ながら一画一画書いていた子どもたちが、今日の授業では、自分の考えをスラスラと書く姿がありました。しかも、枠をはみ出すぐらい、ぎっしりと自分の考えを書いています。また、本校が大切にしている「言葉を根拠に」という姿が、クラス全員が意識できていました。
Aさん「スイミーは、『ぼくが仲間を守る』っていう気持ちだったと思います。」
Bさん「どうして、そう考えたの?」
Aさん(文章を曖昧に指さしながら)「ここらへん」
Bさん「ここらへんって、どこ?」
Aさん(文章中のセリフを指さしながら)「『みんなで泳ぐんだ』とみんなに言ったところ」
Bさん「あ~、なるほど、わかった。」
伝え合いの中で、根拠を問うたり、分かるまでたずねたりする姿があり、本当に1年生なのだろうかと思うぐらい、立派でした。
このような姿は、一朝一夕には、なしえません。一日一日の積み重ねが、子どもたちの力となって表れるのだなあと、改めて日々の授業の大切さを実感しました。
冷え込んだ朝に響き渡る歌声
週のはじまりは、冷え込んだ朝となりました。朝の時間、美しい歌声が聞こえてくるなあと思い、声の方につられて歩いていくと、3年生が朝の会で歌を歌っていました。
1組は、「ありがとうの花」
♪ありがとうっていったら みんながわらってる そのかおがうれしくて・・・・・
2組は、「もみじ」
♪松をいろどる カエデやツタは 山のふもとの すそもよう・・・・・
どちらも素敵な歌詞ですね。この2曲は、12日(土)の佐々っ子集会で、講師の方へのお礼として全校児童で歌う予定です。
朝の澄み切った空気の中、美しい歌声が校内に響き渡り、気持ちのよい一週間のスタートが切れました。(声をお届けできないのが、残念です)
花の苗植え
本日、16時30分から、花の苗植え作業を行いました。植えたのは、キンギョソウ50株、ノースポール75株、テルスター100株、キンセンカ200株です。
子どもたち、保護者の方、教職員、総勢約40名で、きれいに植えることができました。これから、色とりどりの花が美しく咲くのだなあと想像すると、何とも言えない心穏やかな気持ちになりました。
仕事終わりに駆けつけてくださった方、30分なら大丈夫ですと参加してくださった方、幼い姉妹もつれてきてくださった方など、公私ともにお忙しい中に、多数ご参加いただき、本当にありがとうございました。
佐々っ子読書まつり
明日11月3日の文化の日をはさむ2週間(10月27日~11月9日)は、読書週間となっています。本校では、読書週間にあわせ、担当教諭が楽しいイベントを企画しています。
1 読書スタンプカード
・シールを100個ためると、スペシャルメンバーズカードをもらい、一人5冊まで借りることができます。
2 読書郵便
・おすすめの本をハガキに書いて、友達に送ったり図書館に飾ったりすることができます。
3 親子読書
・家で読んだ本について、子どもと親の感想を書いた指定の用紙を提出すると、シールがもらえます。
4 読書deミッション
・各クラスで立てた、読書の目標冊数をクリアすると、図書委員会から表彰を受けます。
これらの取組は、来週11月7日(月)~12月2日(金)の期間に「佐々っ子読書まつり」として実施されます。どのイベントもとても楽しそうで、笑顔いっぱいに取り組む子どもたちの姿が想像されます。「みんなを笑顔に!」という令和4年度のスローガンにぴったりな1か月になりそうです。
言葉を根拠に
5年生で、国語科の研究授業が行われました。宿泊学習を通して身に付けた「聞く力」で、子どもたちは真剣に話を聞き、じっくりと考えることができていました。自分の考えをもった後には、いつものように赤白帽子を使って「伝え合い」。今日は、赤の割合が多かったので、赤と白で伝え合いを行うと、写真のように、「1対多」という構図になりました。でも、ここからがとても面白かったです。
赤「銃をおろしたところで、大造じいさんの気持ちが変わっていると思います。」
白「最初は、がんのことをいまいましいと思っていたけど、最後には、ただの鳥に対しているような気がしなかったと書いてあるので、銃をおろしたところよりも気持ちが変わっていると思います。」
赤「なるほど。やばい、やばい。考えが変わりそう、、、、」
赤「白の他の人の意見を聞いてから、決めよう。」
赤「〇〇くん、もう一回、そう考えた理由を教えて!」
白の一人の意見で、大きく心が揺らいだのです。それは、「いまいましい」や「ただの鳥」という教材文の言葉を根拠にした発言で、説得力があったからだと思います。国語の授業では、これからも、言葉を根拠にして語り合う授業を目指していきたいと思います。
芸術の秋
明日から11月です。5日(土)、6日(日)には、佐々青少年音楽祭、町民文化祭が開催されます。佐々小学校からは、金管クラブが音楽祭に参加し、全児童の作品が町民体育館に展示されます。絵手紙でメッセージを伝えたり、自作の俳句をしたためたり、各学年の発達段階にあわせた作品を作成しています。
深まりゆく秋のひととき、音楽祭や文化祭に足を運び、音楽、絵画、俳句などの芸術に親しまれてみてはいかがでしょうか。
1年生芋掘り
1年生の農業体験で、芋掘りを行いました。5月にいもさしをしてから約5か月。農業体験施設の方々がずっとお世話をしてくださったおかげで、すくすく育ち、立派なサツマイモになっていました。
初めて芋掘りを体験した子どもたちも多く、歓声をあげながらたくさんのおいもを収穫することができ、大満足でした。これまで、お世話をしてくださった農業体験施設の方々、本当にありがとうございました。
フッ化物洗口 開始
給食後の歯磨きとあわせて、今日からフッ化物洗口も開始です。これまでは、新型コロナウイルス感染防止のため、実施を見合わせていました。
フッ化物洗口によって、歯の質を強くしたり虫歯予防につながったりすると言われています。 子どもたちは、紙コップに入っているフッ化物を口に含んだ後、アニメ映像を見ながら一分間ブクブクうがいをすることができました。今後は、1週間に1回、木曜日に実施していく予定です。歯磨き指導と併せて、虫歯予防の意識を高めていきたいと思います。
5年生 研究授業
2校時に、5年生国語科の研究授業が行われました。「大造じいさんとがん」という教材文のクライマックス(山場)の中で、「大造じいさんの気持ちが一番変わったのはどの一文か?」を考える学習でした。自分の考えを赤白帽子で可視化したうえで、子どもたちは、これまでの学習内容や文章中の言葉を根拠に、活発に議論しました。
・大造じいさんは、3年間もがんを狙ってきたのに銃で撃たなかったので、「銃をおろした」と書かれてある一文が一番気持ちが変わったと思います。
・前は「たかが鳥」と馬鹿にしていたのに、「ただの鳥に対しているような気がしなかった」という一文から、大造じいさんの「ものの見方や考え方」が変わっているとわかります。
・「強く心を打たれて」の「強く」の部分が、大造じいさんの気持ちを表していると思います。
あまりの白熱ぶりに、参観している私たちもひきこまれ、授業後半の写真を撮るのを忘れてしまうぐらいでした。自分の考えを堂々と話したり、友達の考えを共感的に聞いたり、学びの土壌がしっかりと築かれた素晴らしい授業でした。
読書の秋
今日は、図書ボランティアの方々による読み語りの日でした。子どもたちは、この日をいつも楽しみにしています。今日は、4年生。ボランティアの方の語りに惹き込まれ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。さらに読書への意欲が高まったと思います。
佐々小では、今年度、「全校で5万5千冊読む」という目標に向けてがんばっています。9月末現在で、2万7千冊ですので、いいペースで読書が進んでいます。「読書の秋」で、多くの子たちが図書室に足を運んでいるので、10月末の集計がますます楽しみです。
歯磨き再開
コロナ感染拡大防止のため、中止していた給食後の歯磨きを今日から再開しました。令和4年度になってからは初となりますので、1年生にとっては学校での初めての歯磨きです。校内放送で、「おしゃべりをせず、エチケット歯磨きをする」「密にならないように、列に並んだり譲り合ったりする」「飛び散らないように静かにうがいをする」などの約束を確認しました。
給食後の様子をのぞいてみると、久しぶりでしたが、どの学年もルールやマナーを守って上手に歯磨きをすることができていました。今後も、感染防止対策を行いながら、虫歯予防に向けて、丁寧な歯磨き指導を続けていきたいと思います。
2年生 町探検
今日は、2年生の町探検。羽須和第一公園を出発し、グループごとに各店舗を訪れました。自分たちが知りたいことをたずねたり、じっくり見て気づいたことをメモしたり、意欲的に学習する姿がありました。また、お店での最初と最後の挨拶、道の歩き方など、マナーやルールを守ることもでき、大変立派な態度でした。
今回、受け入れを快諾して頂いたうえ、親切に対応してくださった各店舗の皆様、また、各グループに同行し子どもたちのサポートをしてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
縦割り活動(6年生による読み語り)
今日の佐々っ子タイムは、縦割り活動で、6年生による絵本や紙芝居の読み語りでした。本のページを片手でめくりながら、そして横から文字を読み、教室の後ろまで届くような声を出すのは、至難の業です。それでも6年生は、低学年にわかるように、ハキハキとした声を出したり抑揚をつけたりして、工夫しながら読んでくれました。みんな、6年生の読み語りに引き込まれ、真剣に聞き入っていました。今日までに、選書や練習をしてきてくれた6年生に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、今日は、お弁当の日でもあり、大満足の子どもたちでした。大変お忙しい中に、子どもたちのためにお弁当を作っていただき、ありがとうございました。
大成功の宿泊体験学習
5年生宿泊体験学習2日目は、沢登りを行いました。途中、足の痛みを感じたり川の水の冷たさに心が折れそうになったりしましたが、子どもたちは険しい岩場を1時間半から2時間歩き続け、見事参加者全員登り切りました。一人では難しいことでも、仲間がいれば励まし合ってがんばれることを学びました。
2日間、中身の濃い活動ばかりで、あっという間に時間が過ぎていきました。当初に立てためあてを多くの子が達成することができ、大成功の宿泊体験学習でした。
5年生宿泊体験学習
5年生が、今日から2日間、世知原少年自然の家へ宿泊体験学習に出かけました。
1日目は、森林グループワーク、飯盒炊さんでカレー作り、ナイトハイク。自然の中で仲間と力を合わせて活動したり、公共の施設でのルールやマナーを守ったりして、充実した時間を過ごせています。
今から手作りのカレーを食べます。いろいろな味が混じって忘れられないカレーになると思います。
足元を見つめて
今朝、トイレに入ってみると、スリッパがきれいに並んでいました。放課後、またトイレに入ってみると、今度もきれいに並んでいました。月曜日は、週明けでなかなかエンジンがかからない子もいるのですが、トイレのスリッパの並び具合を見てみると、いい一週間のスタートが切れたように思います。
基本的な生活習慣ができていると、学習の充実や友達との穏やかなコミュニケーションにつながります。今週も、しっかりと足元を見つめて、子どもとともに過ごしていきたいと思います。
授業参観・懇談会
今日は、5年生以外の学年での授業参観・懇談会で、約200名の保護者の方が来校されました。タブレットを使った学習、本校で研究を進めている「伝え合い」を行った学習など、日頃の授業の様子を見ていただきました。また、1年生は、親子でリースづくり。素敵なリースができ、大喜びの子どもたちでした。
懇談会では、各担任から、学級の様子や学習状況について話をしました。また、子どもの作品を見たり修学旅行の映像を見たりして、担任や保護者同士で語らう姿もありました。さらには、「効果的なほめ方」や「この時期の子どもへのかかわり方」など、子育てについて一緒に考える時間を設けている学級もあり、大変充実した会となりました。お忙しい中に、80名近くの保護者の方に懇談会に参加いただきました。ありがとうございました。
ご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。ちなみに、5年生の授業参観・懇談会は、10月28日(金)に実施します。
理科の学び
写真は、理科の「閉じ込められた空気の性質」を調べる実験の様子です。子どもたちは、空気鉄砲を使って楽しそうに実験しています。遊んでいるようにも見えますが、そうではありません。ノートに記述してあるように、自分で予想を立てたり結果を考察したりしながら、理科の学びを進めています。
実は、学力調査の結果を見ると、佐々小でも全国的にも、「実験結果を分析し、自分の考えをもつこと」に課題があることが分かっています。そのような課題に対しては、写真のノートのように、事象を図や絵で表し、自分の考えを整理することが大変有効であると言われています。図や絵を書くことで、それを基にしながら言葉で説明できるようになるということです。理科に限らず、社会科の授業のまとめや文章構成を図示するなど、家庭学習等でも活用できる学びだと思います。
2年生 生活科見学
2年生の生活科見学で、たびら昆虫自然園に行きました。自然園という名のとおり、樹木や原っぱに昆虫がいるだけでなく、建物の壁や道端など、いたるところに生き物が生息していました。子どもたちは、生き物を見つけると、吸い込まれるように生き物に近づき、目を輝かせて観察したり触ったりしていました。
「クモの巣って、さわってみると、少しベタベタするんだね。」
「カマキリ、初めて触った!!意外とかわいい!!」
「どんぐりに顔を書いて、おうちの人にプレゼントしたい。」
などと口々につぶやきながら、あっという間に時間が過ぎていきました。水辺では、自分たちでゲンゴロウやメダカを捕まえる体験もできました。掲載した写真の中にも、いくつかの昆虫や生き物が映っていますので、ぜひ探してみてください。
今回は、「生き物の名前を5つ以上覚える」「自分の好きな生き物を見つける」「施設や公園などでの公共のマナーをマナーを守る」「お世話になった方に元気にあいさつをする」という4つのめあてをもって見学にのぞみました。特に、あいさつについては、全員での声をそろえての挨拶も、自分一人で行う挨拶も、どちらもとても上手な2年生でした。何より、教師の指示なしで、自分たちで進んで挨拶ができていたところが、とてもすばらしかったです。
親切に案内してくださった、たびら昆虫自然園の解説員の方々、ありがとうございました。また、早朝よりおいしいお弁当を作ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。「やっぱ、弁当最高!!」とピースサインをしてモリモリ食べていました。
花のある暮らし
写真は、職員室前廊下の流し台に飾られた花です。よく見ると、ピンク色の小さなバラの花があり、可憐で美しいです。本校の養護教諭が飾ってくれたもので、心が癒されます。
花には、「癒し」や「リラックス効果」があるといわれています。みなさんも、花の香りに癒されたり、色鮮やかな花を見ることでなんだか気分が上がるという経験があると思います。花は、毎日の暮らしに彩りを与えてくれるものです。
今日は、3連休明けで慌ただしい一日になりましたが、花を愛でる心の余裕をもち、今週一週間も、子どもたちと明るく過ごしていきたいと思います。
佐々小のすばらしき伝統
6年生が毎日行っている、朝の挨拶運動とボランティア活動。修学旅行で2日間6年生が不在になるなあと思っていたら、昨日と今日、5年生がしっかりと校門前に立って挨拶をしたり落ち葉を掃いたりしてくれていました。5年生の元気な声と、てきぱきと働く姿が、とても気持ちよかったです。6年生がいない間は、自分たちが学校を守るという責任感と、来年は自分たちが最高学年として学校を引っ張るのだという決意を感じました。
ふと目をやると、そのような5年生の立派な姿をじっと見つめる4年生の姿もありました。上の学年の姿を見て、下の学年が学び、それがずっとずっと続けられていく。まさに、佐々小のすばらしい伝統だと思いました。
6年生修学旅行
今日から、6年生が修学旅行に出かけました。1日目は、長崎県立美術館見学、長崎市内自主研修を行い、矢太樓というホテルに宿泊します。2日目は、原爆資料館見学、平和自主研修、平和集会を経て、武雄市の佐賀県立宇宙科学館を訪れます。「最高の修学旅行をつくろう」というテーマに向け、きっとすばらしい2日間になると思います。
いつも学校を支えてくれている6年生がいない寂しさをかかえながら、在校生みんなでお見送りをしました。6年生が2日間楽しく過ごし、全員無事に帰ってきてほしいなあと願っています。
掲示教育=知識の習得・関連づけ
写真は、5年生の教室の掲示物です。9月28日のホームページで、「掲示教育は、心を豊かにする教育
」という記事を掲載しましたが、掲示物には、子どもたちの知識の習得を図ったり、これまで学習した知識を思い出しながら活用したりする効果もあります。また、学級の学びの約束事を確認する意味合いもあります。
写真では、国語科の学習用語の意味を掲示したり、本校が行っている「伝え合い」の約束を掲示したりして、学習環境を整えています。他の学級でも、社会科の学習の見通しをもたせる掲示や生活科の学びの足跡の掲示など、各学級工夫しています。
これからも、掲示物を活用しながら、子どもの学びをよりよいものにしていきたいと思います。
1年生生活科見学
1年生の生活科見学で、海きららと森きららに行きました。1年生にとってバスに乗っての初めての見学旅行で、みんなウキウキワクワク。
イルカ、エイ、クラゲ、ヒトデ、ペンギン、キリン、ワオキツネザル、ヤギ、ペリカンなど、たくさんの動物や生き物を間近で見ることができ、多くの気づきを得ることができました。
「学童で見たときはジャンプしてたけど、今日のイルカはジャンプしないので、ちょっと元気がないのかなあ」
「イセエビだ!」
「違うよ、ニシキエビって書いてあるよ。」
「ニシキエビって、イセエビより大きいんだね!」
子どもたちの素敵な気づきがあちこちから聞こえてきました。生活科は、子どもの「気づき」を大切にする学習です。気づきから、自分の考えを持ったり生活経験と比較したりながら新たな学びが生まれます。
蒸し暑い中、かなり長い距離を歩いた1年生でしたが、弱音一つはかず、マナーとルールを守って、しっかり学んだ子どもたち。飼育員さんから、「佐々小学校の1年生は立派ですね」と誉めていただきました。
生活科の学びと公共の場での学びと、両方が達成され、大変素晴らしい一日となりました。お忙しい中にお弁当を作ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。「お家の人が作った弁当が一番!」と言って、満面の笑顔で食べていました。
6年生のおかげで
秋の深まりと同時に、毎日たくさんの落ち葉が校舎周りに落ちています。しかし、毎日毎日6年生が朝からきれいに掃いてくれるので、佐々小学校の校舎周りはいつもきれいです。
週明けの月曜日、子どもたちの様子を観察すると、体がだるそうだったり眠そうな目をしたりしています。そんな中、6年生は、学校に到着するやいなや、朝の挨拶運動やボランティア活動に取り組んでおり、本当にすごい子どもたちだなあと感心します。大人でも、毎日続けることは本当に難しいことです。6年生の朝の姿は、決して当たり前のことではなく、とてもすごいことだということを、今後も下級生に伝え続けていきたいと思っています。
避難訓練
3校時に、地震を想定した避難訓練を実施しました。運動場に全員避難した後、校長先生から、①頭を守る ②揺れている間は動かない ③揺れがおさまったらすばやく逃げる という地震の場合の避難の仕方を教えていただきました。また、担当の先生から、「お・は・し・も・ち」の約束を守って避難するだけでなく、「放送は止まって聞く」「廊下を走らないなど落ち着いて過ごす」など普段の生活から心がけることで、いざという時に命を守れるという話もありました。
国語・算数などの学習も大事ですが、自分で自分の命を守る学習は最も大切な学習です。非常事態のときには、だれでもパニックになってしまうと思いますが、少しでも落ち着いて正しい判断・適切な行動がとれるように、今後も定期的に訓練や指導を続けていきたいと思います。
似顔絵大会!!
今日の佐々っ子タイムは、集会委員会による「先生の似顔絵大会」でした。クラスを2つのチームに分け、チーム戦で、担任の先生の似顔絵をかくゲームです。一人10秒間で一筆ずつ線をかいていき、チーム全員で一つの顔を完成させないといけないため、チームワークが求められます。
「線が長すぎた~!!」「あれ?鼻がない、、、、」「顔がゆがんでる、、、、」などと大盛り上がりでした。どの似顔絵も担任そっくり!?で、子どもたちの笑顔がはじける楽しい時間でした。
掲示教育=心を豊かにする教育
教育目標の中に、「心豊かな子ども」という文言があります。佐々小学校では、思いやりのある子、やわらかな心をもった子になってほしいという願いをもっています。
心豊かな子を育てる一つに、掲示教育があります。写真のように、児童玄関前に、季節や学校行事に応じた掲示物を定期的に貼り替えたり、階段の掲示板に児童の作品を掲示したりしています。掲示板はお知らせの意味合いもありますが、それとは別に、「美しいものを美しいと思える心」、「友達や自分の作品を大切にする心」なども育てたいなあと思います。
これからも、掲示物を通して、感性だけでなく、友達への思いやりや家族への愛情、他人を敬う心、良いことを行おうとする気持ちなどの育成につなげていきたいと思います。
秋の交通安全週間
先週21日から今週30日までは、秋の交通安全週間です。学校では、いつも以上に安全に気をつけて登下校するように指導しています。
最近気になるのが、自転車の乗り方です。ヘルメットをかぶっていなかったりスピードを出し過ぎたりするのを見かけます。
以前、小学生が自転車事故を起こし、相手に後遺症が残ったことやヘルメットを着用していなかったことなどから、保護監督責任者である母親に対し約9500万円の賠償を命じたという事件もありました。一瞬の出来事がいろいろな人の人生を大きく変えてしまいます。
子どもたちが、被害者にも加害者にもならないよう、自転車を含め、交通安全について、学校でも繰り返し指導を続けていきたいと思います。
4年2組研究授業
先週の22日木曜日は、4年2組で国語科「一つの花」の研究授業が行われました。今回は、全教職員が参観するとともに、県教育委員会や町教育委員会の講師の先生、口石小や佐々中の先生方にも来ていただきました。
たくさんの先生に見られると緊張するものですが、4年2組の子どもたちはいつも以上に張り切り、素晴らしい姿を見せてくれました。真剣に話を聞く姿、手をまっすぐ挙げ積極的に発表する姿、友達と互いに考えを伝え合う姿など、子どもたちが意欲的に学ぶ姿がとても印象的でした。
授業後は、参観した先生たち全員で協議を行い、よりよい授業づくりについて考えました。県教育委員会の講師の先生からも、たくさんの賛辞とご示唆をいただき、大変貴重な学びとなりました。全力で授業に臨み、質の高い学びを見せてくれた4年2組の子どもたちに感謝感謝です。
「鮮鼓堂」さんへ社会科見学(3年生)
今日は、3年生の「鮮鼓堂 佐世保支店」さんへの社会科見学。3名の代表児童の立派な挨拶のあと、工場見学とDVD視聴を行いました。「明太子の重さを図ってトレイにのせる→ラップをかける→シールを貼る→異物が入っていないか目で確認する」などの生産工程はもちろん、温度管理や衛生管理などについて、実際に作業しているところを見学しながら多くのことを学ぶことができました。また、機械の総額が2億円かかることや毎日1万2千~3千パックを製造していることなども知りました。
3年生のすごいところは、ここからの学びの深まりです。
・生産された明太子は、どこに運ばれるのですか?
・働いている人が工夫していることは、どんなことですか?
通常、3年生の発達段階では、数字や細部のことにこだわって質問しがちなのですが、販売や流通、働く人の工夫にまで、考える視点をもっていました。これまでの学習の成果であり、社会科の学習では、このような視点で物事を見ていくことが求められます。
鮮鼓堂さんの丁寧な説明と温かい対応のおかげで、とてもいい社会科見学となりました。また、お土産までいただき、本当にありがとうございました。3年生の家庭では、今晩、いただいた明太子を食しながらきっと会話が弾むことと思います。鮮鼓堂佐世保支店の皆さん、お忙しい中に見学を受け入れていただきありがとうございました。
7校時の代表委員会
7校時は、「代表委員会」でした。通常、最高学年の6年生でも6時間授業ですが、数か月に1回7校時の時間帯に、代表委員会を行っております。代表委員会は、学校をよりよいものにするために、計画委員会の司会のもと、4年生以上の各クラス代表や各委員会の代表が集まり、話合いを行うものです。
今回の議題は、「わくわくのびのび佐々っ子集会を成功させよう」でした。11月12日の佐々っ子集会に講師として参加してくださる地域の方に、歓迎の気持ちや感謝の気持ちをどのようにして伝えるか、ということを話し合いました。各クラス、時間をかけて話し合い、それぞれの熱い思いがありますので、なかなか一つには決まりません。また、これまでの話合いの経験の差もあります。議長や副議長の子どもたちは、話合いを進めるのがとても難しかったと思いますが、みんなの意見を尊重しながら、見事時間内に話し合いをまとめることができました。
他のみんなが下校した後、遅くまで残って代表委員会に参加した皆さん、お疲れ様でした。皆さんのおかげで、とてもいいアイディアが出て、地域の方を温かい気持ちで迎えることができます。本当にありがとう!
GGタイム
今日の朝の活動は、GGタイムでした。GGタイムとは、時事問題や身の回りの出来事など、答えが一つではない、「なぜ?」「どうして?」という疑問に思う問題について、子どもたちが自分の考えを話したり友達の考えを聞いたりする時間です。例えば、「大人と子供は、どっちが自由?」「ついていい嘘とついてはいけない嘘の違いは?」など、各学年でテーマを決め、みんなで考えていきます。正解は一つではなく様々な考えがあり、間違う心配がないので、子どもたちは、堂々と自信をもって発表していました。また、友達の考えを理解し、認め、共感する姿もありました。
私たちは、今後ますます、変化の激しい予測困難な社会を生き抜いていかなければなりません。佐々小では、これからもGGタイムや授業を通して、他の考えを取り入れ協働しながら、正解のない問題を解決していく能力を育んでいきます。
ちなみに、なぜ、「GG」かと言いますと、一説には「時事」問題から「GG」となったという話ですが、実際ははっきりせず、ずっと「GGタイム」という名称が受け継がれているそうです。これこそ答えのない問題なのかもしれません、、、、。